インフルエンザワクチン接種での注意事項
① 接種時に必要なもの
※接種代金については、毎年変更があるのでHPのお知らせなどを随時ご確認ください。
※ダウンロードした書類は全て内容をよくご確認した上で、署名などを記載したものをご持参ください。
※当院は中央区のインフルエンザ予防接種助成対象医療機関です。制度活用希望者は、事前に自治体のHPなどから条件などをご確認ください。
② 医療控除について
ワクチン接種にあたり、確定申告の医療控除を受ける際には、お支払いの際に受け取られたレシートを提出する必要があります。
手書きの領収書の提出は必須ではないので、当院では一般の診療と同様にレシートの発行で対応しております。
もしも、手書きの領収書が必要になる場合は、ご対応いたしますので受付に申し出てください。その場合、レシートの代わりに手書きの領収書を発行します。また、一度受け取られたレシートを後から手書きの領収書に変更する場合では、レシートとの交換が必要となるので、紛失などが無いようにお願いします。一度発行したレシートや手書きの領収書についての再発行はできません。
③ 未成年者における保護者の同伴について
予防接種を受ける際は、以下のように被接種者の年齢によっては保護者の同伴が必要になることがあります。
- 13歳未満の方は、保護者等の同伴が必要です(予診票に保護者等が署名してください)。保護者等の代わりに、保護者以外の方が接種に同伴する場合は、別項にある委任状を医療機関にお持ちください。なお、委任状は、被接種者1名につき、委任状1枚をご持参ください。委任状はここからダウンロードできます。
- 13歳以上16歳未満の方で保護者などの同伴者がいない場合は、別項にある予防接種同意書の内容に了承され、「保護者電話番号」と「保護者自署」の記載がある同意書を持参した場合に限り、保護者等の同伴は不要です。この場合、本人が予診票の質問事項に回答できるようにしてください。なお、保護者以外の方を同伴者とする場合は、上記の委任状も必要となります。
- 16歳以上の方は保護者等の同伴は不要です(予診票に本人が署名してください)。
④ 接種時期の目安
- インフルエンザの流行期を鑑みて、12月中旬までには接種を完了させてください。
- 13歳未満で2回接種の方は、1回目と2回目の間隔は4週間が理想です。2-6週間以内に2回目の接種を行ってください。
- 予約制ではなく、在庫がなくなり次第に接種はできなくなります。
- 接種後30分は副反応に注意が必要ですので、終了時間間際の接種はお控えください。
⑤ 予防接種を受ける前の注意事項
- 予防接種は、体調の良いときに受けましょう。体調の悪い時には無理をせず、次の機会を待ちましょう。
- 当院HPから順番受付システムで順番を事前に取っておく方がスムーズにご案内ができます。
- 注射による接種の場合は、二の腕を出しやすい服装で御来院ください。
- 注射の前に保冷剤のお貸出しが可能ですので、希望者は受付に申し出てください。
- 接種証明書が必要な場合は、受付に申し出てください。
次の方は、予防接種を受けることができません
- 明らかに熱のある方(通常は37.5℃を超える場合)
- 重い急性疾患にかかっていることが明らかな方
- 本剤の成分に対して、アナフィラキシーを起こしたことが明らかな方
「アナフィラキシー」とは、ワクチン接種後に起こる激しいアレルギー反応で、蕁麻疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こります。血圧低下や意識障害を伴う場合は、「アナフィラキシーショック」と呼ばれます。 - 明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する者及び免疫抑制をきたす治療を受けている(経鼻ワクチン接種の場合)
- 妊娠していることが明らかな方(経鼻ワクチン接種の場合)
- その他、医師に不適当な状態と判断された方
予防接種を受ける際に、医師と相談が必要な方
- 本予防接種の成分または鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対してアレルギーを起こす恐れがある方
- 心臓病、肝臓病、腎臓病や血液の病気で治療中または発育障害などの基礎疾患のある方
- 風邪などのひきはじめと思われる方
- これまでに予防接種を受けて2日以内に発熱、発疹などアレルギーを思わせる異常がみられた方
- 薬を使用して皮膚に発疹が出たり、体に異常をきたしたことがある方
- 今までにけいれん(ひきつけ)を起こしたことがある方
- 免疫状態を検査して異常を指摘されたことがある方または近親者に先天性免疫不全症の人がいる方
- 間質性肺炎、気管支喘息などの呼吸器系疾患を有する方(注射ワクチンの場合)
- ゼラチン含有製剤またはゼラチン含有の食品に対して、ショック、アナフィラキシー(蕁麻疹、呼吸困難、血管性浮腫等)等の過敏症の既往のある方(経鼻ワクチンの場合)
- 重度の喘息を有する方または喘鳴の症状を呈する方(経鼻ワクチンの場合)
- 【女性の方へ】ワクチン接種前1カ月、ワクチン接種後2カ月は妊娠を避けてください(経鼻ワクチンの場合)
- 授乳している方(経鼻ワクチンの場合)
⑥ 予防接種を受けた後の注意事項
- 予防接種を受けた後30分間は、接種場所でお子さまの様子を観察するか、医師とすぐ連絡がとれるようにしておきましょう。
アナフィラキシーなどの急な副反応はこの間に起こることがあります。 - 接種後に接種部位の異常や、高熱、けいれんなどの異常が出現した場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
- 不活化ワクチン(注射ワクチン)接種後1週間、生ワクチン(経鼻ワクチン)接種後4週間は副反応が出ていないかよく観察してください。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。接種当日の入浴は差し支えありませんが、接種部位はこすらないでください。
- 接種当日は激しい運動は避けてください。その他はいつも通りの生活で差し支えありません。
- 飛沫または接触によりワクチンウイルスの水平伝播の可能性があるため、ワクチン接種後1~2週間は、乳児や重度の免疫不全者との密接な関係を可能な限り避けてください。(経鼻ワクチンの場合)
- 予防接種を受けた後、極めてまれに健康被害(治療を必要とする重い副反応等)が生じることがあります。任意予防接種による健康被害については、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が実施する医薬品副作用被害救済制度がありますので直接お問い合わせください。(フリーダイヤル:0120-149-931)
⑦ ワクチンの副反応について
注射によるワクチン(HA不活化ワクチン):
過敏症(発疹、蕁麻疹)、注射部位の局所症状(発赤、腫脹、硬結、熱感、疼痛、しびれ感、小水疱、蜂巣炎)、精神神経系の症状(頭痛、一過性の意識消失、めまい、顔面神経等の麻痺、末梢性ニューロパチー、失神・血管迷走神経反応、しびれ感、振戦)、消化器症状(嘔吐・嘔気、腹痛、下痢、食欲減退、ウイルス性胃腸炎)、筋・骨格系の症状(関節痛、筋肉痛、筋力低下)、呼吸器系の症状(鼻漏)、その他の症状(発熱、悪寒、倦怠感、リンパ節腫脹、咳嗽、動悸、ぶどう膜炎)がみられることがあります。また、まれではありますがショック、アナフィラキシー、急性散在性脳脊髄炎、脳炎・脳症、脊髄炎、視神経炎、ギラン・バレー症候群、けいれん、肝機能障害、黄疸、喘息発作、血小板減少性紫斑病、血小板減少、血管炎、間質性肺炎、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、ネフローゼ症候群等が生じる可能性があります。
経鼻によるワクチン(弱毒生ワクチン フルミスト):
過敏症(顔面浮腫、蕁麻疹)、呼吸器系の症状(鼻閉・鼻漏、咳嗽、口腔咽頭痛、鼻咽頭炎)、頭痛、消化器系の症状(食欲減退、下痢、腹痛)、その他の症状(発熱、活動性低下・疲労・無力症、筋肉痛、インフルエンザ、ミトコンドリア脳筋症の症状悪化、倦怠感)がみられることがあります。また、まれではありますがショック、アナフィラキシー、蕁麻疹、呼吸困難、血管性浮腫等が生じる可能性があります。
上記のような症状があらわれた場合は、接種した医師またはかかりつけ医へご相談ください。
クリニック概要
- 診療科目
- 耳鼻咽喉科、小児耳鼻咽喉科、アレルギー科
- 院長
- 南 愼一(医学博士/日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医)
- 住所
- 〒104-0054
中央区勝どき4-8-5 アクティ東仲通り1F - 電話番号
- お問合せ:03-3533-0715
診察受付 専用電話:03-5534-9300 - 最寄駅
- 都営大江戸線 勝どき駅A5出口から徒歩2分
- 診療時間
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休診日:木曜・土曜午後・日曜・祝日
休診日以外でも休診となる場合がありますので、当院HPをご確認ください。月 火 水 木 金 土 日 8:30~13:00 ー ー ー ー ー ● ー 9:30~13:00 ● ● ● ー ● ー ー 15:00~19:00 ● ● ● ー ● ー ー - 平日は夜7時まで窓口受付実施
- 各種クレジットカード、電子マネー利用可能