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のどの病気

アデノウイルス感染症(流行性結膜炎・咽頭結膜炎)

アデノウイルスには50種類位のタイプがあり、普通のカゼや、気管支炎・肺炎・膀胱炎・胃腸炎などのさまざまな疾患を起こします。
このうち、学校や保育園、幼稚園の出席停止となる病気には、はやり目(流行性角結膜炎)とプール熱(咽頭結膜炎)があります。

プール熱はプールに入る時期に流行り、プールでうつることがあるのでそう呼ばれていますが、プール以外でもうつります。
高熱(約4-7日)・のどの炎症(約3-7日)・結膜炎(7-10日間)の症状を伴いますので、治るまでに1~2週間程度かかるとみておいたほうがよさそうです。
結膜炎が無く、高熱とのどの症状だけであれば、プール熱ではなく、アデノウイルスによる咽頭炎ということになり、出席停止にはなりません。
プール熱の場合は症状がおさまってからプラス2日、はやり目の場合は症状がおさまった時点で、登園、登校が許可されます。

アデノウイルス感染症には特別な治療法は無く、対症療法のみです。
熱発や咽頭炎がある場合は、熱が下がって元気になるまでは安静にして、涼しくしてあげて、水分をしっかり取ってください。
特に2歳までのお子さんは肺炎になると重症化しますので、罹っている人を近づけないなどの注意が必要です。

アデノウイルスは、症状が治った後も、2週間から1カ月程度は、ウイルスの排出を続けるため、糞便などからの2次感染が起こる可能性は、まだまだ残っており、注意が必要です。
そのため、登園、登校が許可されても、基本的に1カ月程度はプールへの参加はせず、手洗いを心がけて、他の子供にうつさないように気を付けることが大切です。

溶連菌感染症

溶連菌の正式名称は溶血性連鎖球菌で、いくつかのサブタイプがありますが、溶連菌感染症とは一般にはA群溶血性連鎖球菌による感染症を意味します。
この細菌は粘膜や皮膚に症状を起こしやすくて、粘膜だと咽頭炎や扁桃炎が多く、皮膚では小さく紅い発疹を伴う猩紅熱を引き起こすことが多いです。
また、重症化すると肺炎なども引き起こします。

おもな症状は、発熱(38〜39℃)とのどの痛みです。
しかし、3歳未満ではあまり熱があがらないとことが多いです。特徴的な所見としては、体や手足に小さくて紅い発疹が出たり、舌にイチゴのようなツブツブができたりします(イチゴ舌)。
そのほかに頭痛、腹痛、頸部リンパ節の腫れもよくみられます。
急性期を過ぎますと、発疹のあとには落屑(皮むけ)が認められるようになります。
カゼと違って咳や鼻水が出にくいこともこの病気の特徴です。

この病気には潜伏期間があり、実際に感染してからだいたい2〜5日で症状がでます。
当院では、溶連菌についての簡易検査を行っており、5分程度で結果が出るので、すぐに溶連菌かどうかわかります。

溶連菌感染症に対しては、抗生剤を処方します。
内服後は通常2〜3日で熱が下がり、のどの痛みもやわらいできます。
発疹が出た場合、急性期を過ぎて、手足の指先から始まる皮むけが認められるようになります。

ガイドライン上は、適切な抗菌薬療法開始後24時間以内に感染力は失せるため、それ以降、登園(登校)は可能ですが、確実に溶連菌を退治し、腎炎やリウマチ熱など重大な合併症を引き起こさないために、症状が消えても抗生剤をしばらく飲み続けなくてはいけません。

溶連菌感染症の治療後に、当院では最近の研究報告から尿検査を行っておりません。
理由としては、尿検査で腎炎が見つかる可能性が4%以下と言われていること、尿検査を頻回に行う必要がでてくること、さらに尿検査で早期発見できても、むくみなどの症状がなければ治療する必要がないという点があげられます。

ヘルパンギーナ

夏カゼの代表で、6~8月にかけて5歳以下の小児に多くみられます。
原因ウイルスは多くの種類があるため、何度もかかることがあります。

2~4日の潜伏期のあとに突然の高熱と口蓋垂(のどちんこ)の周辺にできる小水疱が特徴的です。
水疱が破れて潰瘍となることがあり、小児では痛みのために食事や水分摂取が難しくなりますので、脱水症状にならないように注意が必要です。

一般に予後は良好で、対症療法にて数日の経過で回復しますが、熱性けいれんを起こしたり、まれですが髄膜炎、心筋炎を合併することもあります。
髄膜炎では頭痛や嘔吐、頸部硬直のサイン、心筋炎では心不全兆候の出現に注意して、これらの症状があればすぐに専門医を受診しましょう。

ヘルパンギーナは治っても2~4週間程度便中に原因となるウイルスを排泄していることがおおいので、排便あるいはオムツ交換後の手洗いを徹底する必要があります。

手足口病

夏カゼの代表で、ヘルパンギーナと同様に5歳以下の小児に多くみられます。
原因ウイルスもヘルパンギーナ同様にコクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどです。

3~5日の潜伏期のあとに、口の中や手のひら、足などに小さな水疱が生じます。
ヘルパンギーナと異なり、それほど高い発熱は起きず、熱発自体も全体の1/3ほどしかみられません。

一般に予後は良好で、対症療法のみで数日の経過で回復しますが、まれに重症化することがあり、髄膜炎や小脳失調症などの中枢疾患の他に、心筋炎、肺水腫などを合併します。
このため、高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、視線が合わない、呼びかけに答えない、ぐったりしている、呼吸が速く苦しそう、水分が取れずおしっこがでない、などの症状があれば、すぐに医療機関を受診しましょう。

手足口病も治ってから2~4週間程度便中に原因となるウイルスを排泄していることが多いので、排便あるいはオムツ交換後の手洗いを徹底する必要があります。

扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍

急性扁桃炎に続発し、扁桃周囲に炎症が及ぶことで生じます。
とても強い咽頭痛や熱発が起こります。
重症化していくと徐々に耳まで痛くなってきたり、口が開かなくなったり、唾を飲むのもできないくらい痛みがひどくなってきます。
このため経口摂取ができなくなり、全身がだるくなり、脱水症状に陥ることもあります。さらに悪くなると扁桃周囲にたまった膿がのどの下のほうに進展して窒息などを生じえます。

軽度であれば抗生剤の内服や点滴などで経過を観ることもできますが、重症化するようでしたら外科的に処置にて排膿を促す必要があります。
また、症状によっては入院や扁桃摘出を要するケースもありますので、痛みがひどいときには早めに専門医の診察を受けられた方が良いです。

  • 両急性扁桃炎両急性扁桃炎
  • 左扁桃周囲膿瘍左扁桃周囲膿瘍

急性喉頭蓋炎

喉頭蓋は、飲食物などを飲み込んだ時に、喉頭に蓋をすることで、物が気管や肺に入っていかないように働く部位です。
急性喉頭蓋炎はカゼなどの後に、喉頭蓋に強い炎症が生じることで、喉頭蓋が腫れてしまい、結果として気道を塞いでしまい、ひどいときは窒息状態に至るという危険な疾患です。

軽症であれば抗生剤やステロイド剤などの投与で経過を観ることもできますが、重症例では入院することが多く、所見によっては気管切開術などを窒息の予防措置を考慮します。

このため、早期に症状の程度を正確に把握する必要があり、当院でも急性喉頭蓋炎を疑った際には内視鏡を用いて、状態の把握に努めております。

ただ、一刻を争うような状態、たとえば短時間で呼吸が苦しくなってきたり、息を吸う時にゼーゼーという音を立てるようになっているなら、早急に入院施設のある高次医療施設を受診された方が良いです。

  • 炎症により大きく腫れた喉頭蓋 通常なら見える声帯が見えない
  • わずかに残された空気の通り道
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